第599話
痛めた脚を引きずって
2026年3月21日~22日
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<コースタイム>
3/21
柳生駅
中の島
東谷中橋
谷中村跡
板倉東洋大前駅
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12:53
13:40
14:16
15:18
16:43
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3/22
万葉自然公園かたくりの里
三毳山
とちぎ花センター前
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9:48
11:09-11:14
13:08
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2
月10日過ぎから変形性ひざ関節症で左膝が痛み始め、山歩きどころではなくなってしまった。膝痛は還暦を過ぎてからたびたび起こしているが今回は特に深
刻である。しかし3月中旬になってゆっくりなら歩けるようになってきたので、1月の鋸南に続き塚原と渡良瀬遊水地と三毳山を歩くことにした。
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渡良瀬遊水地は足尾鉱毒事件を潰すために明治政府が作ったものだが、100年たち今ではラムサール条約の登録湿地として有名である。好天に恵まれた春の週末、かなりの数の観光客が散策していた。もっとも広大な面積に施設一つあるわけではないからいわゆる観光地ではない。
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谷中湖の北側が谷中村の中心地だが、今では村があったことを示すのは古い墓石と標識だけである。ここの墓石には江戸末期の年号が刻まれているのが目についた。
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遊水地の中にある唯一の建物はウォッチングタワーで登ればあたりを見回すことができる。春霞でかすんでいたが、筑波山だけははっきり特定できた。ここまで、遅いながらも普通に歩けていたが、この先左膝が痛むようになる。
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その夜は新大平下駅前の旅館に泊り、翌朝、三毳山に向かう。三毳山は万葉集にもその名前が残っていて、登山口の公園は万葉自然公園という冗談みたいな名前だった。
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万葉自然公園のすぐ上はかたくりの里というカタクリの自生地になっていて、観光客、ハイカーで大変な賑わいになっていた。カタクリの花もちょうど満開である。
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膝の状態は悪く朝から脚を引きずっていたが、この頃には今まででもあまり記憶にないほどの難行苦行の山歩きになっていた。塚原からは、引き返すことも勧められたが、無理を言って山頂まで連れて行ってもらう。
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とちぎ花センター側への降りは覚悟はしていたが、登り以上につらかった。コースタイムの3倍以上の時間をかけて降りた山麓ではミツマタが栽培されていて、花期を迎えたミツマタは迷惑をかけた塚原へのせめてものお詫びである。
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