第556話また麦草峠から2024年2月28日 |
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<コースタイム> 2/28
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2月末の北八ヶ岳は驚くほど雪が少なかった。おととい富士見の家で30センチ積もった雪も、茅野から先ではたいして降らなかったようだ。ぼやきしか出てこないが破局と寿命が尽きることのどちらが早いか不安になる。 | ||||
昨年10月に作業中の事故で右脚に怪我して以来初めての山歩きだった。還暦を過ぎ、兄が亡くなってもだらだらと生きてきたが、嫌でも一生の終盤に差し掛かったことを感じさせる状況である。元通りにはなりそうもないが、最後にどこまで行けるのだろう。 | ||||
雪は少ないとはいえ、スキーで歩くのに不自由するほどではなかった。昨日までの荒れた天気も落ち着き、日向木場展望台からはアルプスがきれいである。もっともここまで展望台が遠く感じたのは初めてだった。 | ||||
3年ぶりで麦草ヒュッテで休憩した。3年前に脚の調子が悪くなった時、二ヶ月のブランクから山歩きを再開したのはここだったが、今回の再開はその時の比ではない。麦草ヒュッテはテーブルが新しくなっているしおでんも700円になっていた。 | ||||
休憩している間に脚が固くなったのか降り始めると右足首が痛い。緩やかな林道スキーもバランスが悪くて衰えたことを痛感する。時間的にはそれほどかかった訳ではないが、下山後は厳しい山を歩いた後のように右脚が痛かった。 | ||||
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